それ一つだけで肌のお手入れが出来てしまうオールインワン。
究極の時短アイテムでもあり、パックや下地機能までも備わっている万能スキンケアとして人気なのですが、あなたは不安に思ったことはありませんか?
本当にこれひとつで大丈夫なの?
これは、誰もが抱くオールインワンに対する不安ではないでしょうか。

管理人も、はじめは不信感が拭えませんでした。
でも、便利さに負けて使い続けてきた結果、肌が答えをくれました。

ちなみにわたしの肌は昔から乾燥しやすい敏感肌です。それでも大丈夫。
でもこれには条件があるんですね。
ちゃんと自分の肌に合う、選びぬいたオールインワンであることが何より重要です。
わたしは自分にドンピシャなオールインワンを見つけることが出来たので、物足りなさや乾燥をまねくこともなく、健やかな肌を維持できています。
乾燥しやすいところは重ね付けをしたり、定期的にパックをしたりと工夫はしていますが、基本オールインワンだけで満足なので合格といっていいでしょう。
ただ、誰もがそうだとはいい切れません。
商品によっても変わってくるはずです。
そして、肌のコンディションによっては、何かしらのアレンジを加えたほうがいい場合もあります。
「何か足すのならオールインワンの意味がないじゃない!」なんていいたくもなりますが、どんな化粧品も万能ではありません。
健やかな肌を保つため、少しだけ手間をかけてあげなきゃいけないときもあるでしょう。
今回は、そんなときに役立つちょっとしたヒントをまとめてみました。
オールインワンに足すならどれ?
オールインワンの種類やさまざまなシチュエーションごとに、オススメのプラスαアイテムをご紹介します。
つける順番も参考にしてみてくださいね。
乾燥が激しい時に足すなら?
スキンケアの第一条件は保湿力です。
ですがどれだけ保湿力の高い化粧品を使っていても、季節や肌のコンディションによっては物足りなくなってしまうときがありませんか?
冷暖房が効いてる部屋にずっといなければいけない、秋から冬にかけて粉を吹いたようになる・・・。
わたしも年に何度かは、オールインワンだけでは物足りなくなるときがあります。
ですからその時期だけでも追加のアイテムを足してあげましょう。
よくあるゲル状(クリーム状)なら、オールインワンの前に化粧水を湿らす程度になじませてみてください。
しっかりと浸透したのを感じたら、ゲルを追加しましょう。
あとに付けるオールインワンのことを考えると、サラッとしたものの方がベターです。
ブースター(先行導入化粧水)もおすすめ。
化粧水はお手持ちのものでもいいですし、メーカーによっては専用のものを扱っていることもあるのでチェックしてみてください。
オールインワンに油分が少なく(もしくはノンオイル処方)て水っぽいものの場合は、乳液かクリームがいいこともあります。
皮脂の分泌が低下している年齢肌の場合、蒸発を防ぐ被膜となる油を追加することで乾燥を防ぐことができます。
美白ケアのオールインワンに足すなら?
美白成分には乾燥をまねきやすいものが多く、その分保湿成分を補完した作りにしてあるはずですが、それでも乾燥肌の人にとっては足りないと感じることがあるでしょう。
この場合もやはり足すべきは化粧水などの保湿ケアです。
春から夏にかけては乾燥しにくくなるので、調子がいいときはオールインワンだけのケアに戻して様子を見てみましょう。
ただし紫外線を浴びてダメージが蓄積すると、最終的には乾燥しやすい傷んだ肌になってしまうのでUVケアを心がけてくださいね。
肌に活力を与えたい時に足すのは?
疲れやストレスで肌に元気がない、乾燥はしていないのに肌がしぼんでみえる・・・。
そんなときは美容液を追加してみましょう。
オールインワンの前に美容液を必要なところになじませ、優しくハンドプレスしてください。
ニキビケアにプラスするなら?
ニキビケア用のオールインワンは、比較的若い世代向けに作られていることが多いため、アラフォー以降の年齢肌にはやや保湿力が足りない傾向にあるようです。
もしニキビケアのオールインワンをお使いで乾燥が気になるという場合は、先に化粧水などで保水しておくのがおすすめ。
なんだか浸透力が悪い気がする・・・そんな時は?
お使いのオールインワンそのものに問題がある場合はべつとして、時々いつもより化粧品が浸透しないような気がすることってありませんか?
肌の角質は定期的にはがれ落ちて新しく生まれ変わるのですが、そのサイクルが乱れてターンオーバーがスムーズに行われないと、表面の皮膚が厚くなりごわついてきます。
そのため化粧品が浸透しづらい状態に。
そんなときはピーリングを試してみましょう。
洗い流すタイプのものもありますが、肌に負担が少ない拭き取るタイプの化粧水が毎日使えておすすめです。
古い角質や汚れ、または蓄積されたメラニンを落としてくれる拭き取り化粧水もありますので、探してみてください。
アイクリームがおすすめ
個人的におすすめしたいのは「アイクリーム」です。
目元は皮膚が薄く、顔の中で一番ダメージがあらわれやすい部分。年齢を重ねるたびに小じわやたるみが気になってきます。
ですからここだけでも、早い段階で特別なケアをはじめておくと、何年かあとに差がついてきますよ。
アイクリームは色々なメーカーから販売されていますので、お気に入りを探してみてください。
つかう順番はメーカーやBAさんにご確認くださいね。
肌の状態に合わせていろいろ試してみましょう
「オールインワンだからコレだけで済ませる」と決めてかからずに、柔軟にアレンジをしてみてくださいね。
朝は忙しいからオールインワンだけ。
夜はパックをしたりアイテムを追加したりスキンケアを充実させる。
そんな風に自由にできるのがオールインワンの良さでもあると思います。
あなたのベストな組み合わせが見つかりますように。