オールインワン愛用者の口コミで、「モロモロが出る」というのを目にしたことはありませんか?
あるいはオールインワンゲルを使ったあとにメイクをしたら、カスのようなものが出て困ったということは?
このモロモロ(カス)が出ると、メイクがキレイに仕上げられずにイライラしちゃいますよね!

一体このカスの正体は何なのでしょうか?
対処法はあるの?
そんな疑問と対策を調査してみました。
モロモロが出る原因
世間では「モロモロ」のほかに、「ポロポロ」「カス」などと呼ばれています。これがウワサのモロモロです↓↓
原因はカルボマーという成分
オールインワンには、界面活性剤(乳化剤)の代用として「カルボマー」という成分を使用していることがあります。
このカルボマーが乾燥するとこのようなカスとなって残ってしまうと言われています。
また、カルボマーが肌やメイク用品に配合されている成分と反応してカスが出るのでは?いう説も。
カルボマー安全性は?
界面活性剤(乳化剤)は、人によってはアレルゲンになったり、肌に悪影響を引き起こす原因になることもあるため、配合していない化粧品が多くあります。
そこで界面活性剤の代わりになるのが、カルボマーです。
カルボマーは、テクスチャーをジェル状にするための成分で、腐敗にも強く安全性が高いといわれています。
使用感を良くしたり簡単に洗い流せたりと使い勝手がいいので、化粧品やシャンプーなどの生活用品に広く使われるようになってきました。
ベビー用のスキンケアなどにも使用されているぐらいなので、安全性に問題はありませんので、安心してくださいね。
モロモロを抑えるための対策

対策1 ゲルが乾いてからメイクを!
オールインワンを塗ったあと、ゲルが完全に乾く前にメイクをするとモロモロが出やすくなります。
しっかり浸透して、肌が乾くのを待つ!
これだけでモロモロはかなり抑えられるんです。
経験上、最低でも5分、30分も開ければOKでしょう。
朝に、洗顔→オールインワン→メイクという一連の流れで行っている人は、メイクの前に朝食をとるなどの時間調整をしてみてくださいね。
対策2 こすりすぎないこと
オールインワンをつける時、擦り込むようにのばすのはNGです。
すべらせるように広げ、手のひらを使って軽く押さえ込むようになじませましょう。
メイクの際にスポンジで強めにファンデを塗るクセがある人も要注意。
摩擦によってモロモロが発生してしまうことがあります。
ファンデを塗るときは、化粧品売り場のBAさんがやってくれるように、サッと撫でるぐらいの力加減が理想です。
できれば塗り広げるのではなく、軽く叩き込むイメージで。
リキットタイプでもパウダリーでも同様です。
肌への摩擦をくり返していると、乾燥やシミの原因にもなってしまいます。
もちろんマッサージをする時も強くこするのは厳禁です!
対策3 下地との相性もあり
オールインワンゲルと、ファンデーションや化粧下地、または日焼け止めクリームの相性が悪いこともあります。
肌に広げていくタイプのリキッドファンデの場合、摩擦でとくにモロモロが出やすい傾向が。
日焼け止めクリームは成分が原因になることも多いそうです。
これらの場合も、スキンケアが肌になじんでから下地を使ってみてください。タイミング次第でモロモロを抑えることができるでしょう。
ですがどうしても出てしまうときは、違う商品に変更されることをおすすめします。
まとめ
わたしは昔、このモロモロを見て「自分の皮膚が削れてしまったんじゃないか」と怖くなったことがあったのですが、謎が解けてからはもう安心。
使い方に少し気をつければいいだけですし、最近のオールインワンゲルだとモロモロが出ない工夫をしている商品が次々と開発されています。
例:2016年にリニューアルしてモロモロがでにくくなったメディプラスゲル
オールインワンは時短と美肌を可能にしてくれる画期的なアイテムです。
モロモロをデメリットとして考えず、ぜひ上手に活用して毎日のスキンケアを楽しんでくださいね。